海・海の生き物を切り口とした
体験型環境教育の
プログラムデザイン&コーディネート

四方を海の囲まれる島国、日本。わたしたち日本人にとって海は「癒し」「遊び」の場であるとともに、食料である海産物を生み出し、命を支える掛け替えのない場所です。そして、海の自然は陸の自然よりも少し先に環境変化の影響を現すといわれます。そのような海を切り口に、自然の素晴らしさと楽しさ、そして環境保全の大切さを学ぶプログラムを、アクティブラーニングや探究学習の手法を交えて提供しています。


Service

フィールド(海・海辺)体験を核とした
探求学習の企画・指導サポート

アクティブラーニング型授業のサポートをいたします。
東京湾に残る広大な自然干潟や、修学旅行先として人気が高い沖縄の海でのプログラムなど、フィールド体験を《核》に、校内での事前・事後学習を加えたご提案をいたします。全国に広がるLAB to CLASSのネットワークをつかったダイナミックなプログラム構成! 出前授業の講師派遣等も、ご相談ください。

主な実績

◆私立中1,2年生対象 海の学校(2019年)

<海の環境問題/海の生きもの>をテーマとしたワークショップ

海洋学習教材「LAB to CLASS」をつかったワークショップ(対象:小学校〜成人)の企画・運営、および講師派遣を行います。小学校の〈総合的な学習の時間〉を始め、水族館や図書館でのイベントなど、対象とテーマにより多様なプログラムを実施します。

主な実績

◆インターナショナルスクール 児童対象
 イルカのワークショップ(2020年)

地域における観光教育の企画支援

地域の自然・文化・人材を生かして、サスティナブルツーリズムに基づいたプログラム提案を行い、地域の観光力をボトムアップするお手伝いをいたします。
また、SDGsやブルーカーボンなどの社会課題に即した、企業の〈社員研修〉や〈ボランティア活動〉の受け入れに関する、プログラム提案・運営サポートを行います。

主な実績

◆千葉県木更津市 きさらづDMO「海の環境教育団体との連携調査事業」「干潟×食交流プログラム事前調査事業」(2020年)

◆東京都御蔵島村 「御蔵島南郷地区の環境教育的利用マスタープラン」作成/三井物産環境基金助成事業(2010年)

なぜ?「海」なのか・・・

たとえばイルカが好きになる。磯の生きものに、夢中になる。好きな生きものを守るにはどうしたらいいかと考える・・・彼らの餌がないといけない、と思う。

海の生態系を知り、海の生物の基盤を支える海藻や食物プランクトンが、陸からの栄養で育つことを学び、学習者一人一人が陸の環境を健全に保つことを日々の暮らしで選択できるようになれば…。そして、自分の命もまた、“好きな海の生きもの”と同じように魚や貝を食べて海の生物に支えられていると気づけたら…、毎日使う水は海水が蒸発して雲になり地下水になって自分の元にやってくると実感できたら…。複雑に絡み合う地球規模の環境問題も、解決に向けた一歩が確実に踏み出せる。私たちはそう考え、大好きな「海」から、地球全体を視野に入れた環境教育を実施しています。