住友商事グループ:教育支援プロボノワークショップ(環境)

~ オンライン参加型セミナー&ワークショップ ~

実施場所:オンライン/住友商事本社会議室
実施日時:2024年10月8日・23日

概要

住友商事グループで実施されている「教育支援プロボノ」に海の環境教育実施団体として参加させていただき、社員の皆様に海洋環境の現状、団体の取り組みを紹介するともに、団体の課題解決に向けた多様なアドバイスをいただきました。

この住友商事グループの取り組みは、グループ 創立100周年(2019年)を機に立ち上げられた『100SEED(ワンハンドレッドシード)』の一環として行われているもので、SDGsの目標4『Quality Education (質の高い教育をみんなに)』を共通テーマに、グループ社員のみなさまが、「自ら対話し、積極的に参加することで、それぞれの地域社会における教育課題の解決に取り組む」社会貢献活動です。

今回は、オンラインで約1時間「海洋環境の実態とbridgeの活動紹介」をさせていただき、後日約2時間30分 の対面ワークショップで「中高生向けに実施している室内プログラム」を実際に体験してもらいました。その上で運営基盤強化のための企業連携の可能性について、多様なバックグラウンドをお持ちの住友商事グループ社員のみなさまから、企業人としての経験を基に多くのご意見をいただきました。通常のNPO活動では得られない、新鮮な視点に学ぶことの多いプログラムでした。

  • テーマ:環境教育NPOの活動の広がりと運営強化を図る、企業連携の可能性
  • 体験者:オンライン参加型セミナー 30名/対面ワークショップ 10名
  • 使用教材:
    1)海洋学習教材LAB to CLASS  《実物大のイルカをつくろう!》実物大イルカ模型、《餌の餌の餌は何?〜海の食物連鎖 北の海/磯・外洋/サンゴ礁》
    2)動画『私たちの暮らしと海』 提供:若築建設株式会社 ①森と海のつながり ②海洋プラスチックごみはどこから来たの?
  • 主催:住友商事株式会社サステナビリティ推進部 100SEED事務局
  • 受託元:認定NPO法人サービスグラント
  • 協力若築建設株式会社/御蔵島観光協会

活動の様子

環境変化の最前線は”海”といわれる現状を共有

【オンライン参加型セミナー】

まずはbridgeの理念と活動内容、そして現在私たちが捉えている「海洋環境の実情」を写真とデータを基にご説明いたしました。
その上で、bridgeが抱えている運営上の課題をお伝えし、グループに分かれて「企業人視点」での解決に向けたアドバイスを考え、アンケート回答形式で提出いただきました。

環境変化の最前線は”海”といわれる現状を共有

【対面ワークショップ】

中高生向け室内プログラム体験
アクティビティは、海の食物連鎖と日本の海の生物多様性を伝えるLAB to CLASS教材『餌の餌の餌は何?』。そして、自らが暮らす首都圏とさほど遠くない海に、人間とは異なる社会を築いて暮らす生物がいることを伝え「地球は人間だけのものではない」という意識形成を図る『実物大のイルカをつくろう!』のショートバージョン。最後は「森と海、そして私たちの生活とのつながり」を伝える動画『私たちの暮らしと海』を視聴していただきました。


ワークショップ内容の詳細「実施レポート(PDF)」は、こちらからご覧いただけます